乗り物酔いの市販薬は、嘔吐中枢の働きを抑えて乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和させるお薬です。
自律神経の興奮を抑える働きもあるため、酔い止め薬を飲むことで、好ましくない作用も出てしまいます。
こういった好ましくない作用を副作用といいます。
代表的な副作用としては、
- 眠気
- 口の渇き
- 目のかすみ
- 便秘
など。
風邪薬を飲んだ後に眠気に襲われた経験がある人は多いと思います。
酔い止め薬も、それと同じような眠気が起こりますので、車の運転や機械の操作はしなでください。
また、持病をお持ちの方の場合は、酔い止め薬の服用によって持病が悪化してしまったり、治療のために飲んでいるお薬の効き目に影響が出てしまうこともありますので、医師の治療を受けている人は、市販薬を服用する際には主治医に相談するようにしてくださいね。
乗り物酔いの市販薬はたくさん販売されていますが、商品によって「使用上の注意」に記載されている注意事項が違います。
購入する際に薬剤師や登録販売者に相談し、お薬を飲む前には必ず添付文書に目を通してください。