年齢とともに増える首のイボ
年齢とともに、首の付け根あたりなどにポツポツと出てくるイボ。
ネックレスがイボに触れてチクチクしたり、痒くなったりして違和感を感じることもあります。
比較的女性に多く、30代以降に出やすいと言われていますが、20代くらいから徐々に見られるようになります。
また、皮膚が薄くて柔らかい部分に出やすい傾向があるため、首以外にも胸や脇の下あたりにも出来ることがあり、ブラジャーなど下着の刺激で炎症や痒みを起こすこともあります。
一般的なイボは、尋常性疣贅といってヒトパピローマウィルスに感染することで出来ますが、首イボの多くは「非感染性」で、次の3つに分けられます。
首イボのタイプは3つ
基本的には同じイボですが、イボの大きさや見た目で区別しています。
アクロコルドン | 直径2~3mmほどの、かなり小さなイボ。 盛り上がりはほとんどなく、色は薄い茶褐色。 タートルネックなど洋服の刺激や、アクセサリーの刺激で痒みを生じることがある。 |
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スキンダック | アクロコルドンとあまり変わらない小さなイボだが、イボが盛り上がっている。 皮膚からイボがポコッと出ている状態。 |
軟性繊維腫 | 直径が5mmを超える大きなイボ。 皮膚にイボがぶら下がっているように見えることもある。 |