B群は、野菜だけでなく、肉や魚介類、穀類などにも含まれていますから、比較的摂取しやすいビタミンではありますが、消費する量も多いため、どうしても不足してしまいがちです。バランスよく食品を摂ることが大事です。とくに、お酒を毎晩飲む人や、甘いものやパン・お米などの糖質を好む人は、ビタミンB群を意識して摂るようにしましょう。

なんとなく疲れが取れない、肩こりがひどくなった、目が疲れる、朝すっきり起きられない・・。そんな症状が長く続くなら、ビタミンB群が不足しているかもしれません。エネルギー代謝に関わるビタミンなので、全身症状として不調が出やすいのです。
もちろん、そんな時は充分に体を休養させて、しっかり疲れを取れたらいいのですが、なかなか休みが取れない、、、そのストレスで暴飲暴食に走ってしまう、、そんな負のサイクルによって、ビタミンB群はさらに消耗してしまいます。
ビタミンB群の働き
ビタミンB1(チアミン) | ●糖質をエネルギーに変える ●神経の働きを正常に保つ ●お酒(アルコール)の代謝に関わる ●疲労物質の代謝に関わる |
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ビタミンB2(リボフラビン) | ●脂質をエネルギーに変える ●粘膜や皮膚の代謝に関わる ●肝臓の働きや脳の働きに関わる |
ビタミンB6(ピリドキシン) | ●たんぱく質からエネルギーを産生する ●皮膚や粘膜の健康維持に関わる ●筋肉や血液をつくる働きに関わる |
ビタミンB12(メコバラミン、シアノコバラミン) | ●赤血球中のヘモグロビン合成に関わる ●神経を守り、正常に働くように助ける ●たんぱく質の代謝に関わる |
ナイアシン(ニコチン酸・ニコチン酸アミド) | ●栄養素からエネルギーを作り出すのを助ける ●皮膚や粘膜の炎症を防いだり、健やかに保つ |
葉酸 | ●ビタミンB12と協力してヘモグロビンの合成に関わる ●ほうれん草などの葉物野菜に多く含まれるため「葉酸」と呼ばれる ●妊娠中の胎児の発育に関わる |
パントテン酸 | ●糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わる ●皮膚や毛根を健やかに保つ |
ビタミンB群の市販薬
それぞれの商品一覧は下記のページでご紹介していますので、参考にしていただければと思います。

