小さい魚の目やタコは市販薬でも対処できる
市販のスピール膏やウオノメコロリ絆創膏を使って、魚の目やタコを取ることができます。
これらのお薬には、サリチル酸という成分が配合されていて、サリチル酸には角質をふやかす性質があります。
魚の目やタコは、角質が固く、厚くなって出来ているため、このサリチル酸が効果を発揮するんですね。
市販のお薬にもいろんなタイプがありますし、大きさも様々ですので、店頭で薬剤師や登録販売者に相談して、自分の症状に合った商品を見つけてください。
大きすぎる魚の目や化膿した魚の目は病院へ
魚の目が大きくなり過ぎると、市販のスピール膏などを使用しても、なかなか取れないこともあります。
その理由は、芯が皮膚の深い部分までくい込んでいるせい。
その場合は、皮膚科などでレーザー治療などが効果的なケースもあります。
また、芯を取り除こうとして、ピンセットなどでいじっているうちに化膿して痛みが一層強くなってしまうこともあります。
そういった時は、迷わず病院を受診してくださいね。
出血していたり、腫れや赤みがある時には、市販のお薬は使用しないでください。
糖尿病や血糖値の高い人は病院へ
糖尿病の治療をしている人や、血糖値が高めと診断されている人は、傷の治りが遅く化膿もしやすいため、魚の目やタコ、イボなどは自分で対処するのではなく、かかりつけの病院で相談して下さい。