効くのかよくわからないサプリメントが多い
おススメできるサプリメントは、このページの一番下に記載しておりますが、そこにい きなり行く前に、まずはぜひ、本文をお読みくださいませ。嘘のような本当の、サプリメント業界にとっては「不都合な真実」を書かせていただきました。
ドラッグストアに行くと、本当にたくさんのサプリメントが売られていますね。値段も、数百円程度のものから数万円まで、本当に幅が広いです。
また、「この商品は、一体何に効果があるんだろう?」というようなサプリもあります。市販薬のように明確な効能効果が書かれていなくて、単に「健康維持のためにお飲みください」などと曖昧な表記がされていたりするので、何に効果があるのかが、とても分かりにくいです。
法律では、サプリメントは「食品」として位置づけられていますので、特定保健用食品(トクホ)など一部の健康食品を除き、「血圧が下がる」「便秘が改善する」というような商品の効果を表記することができません。
それから、サプリメントは製造販売する際に、医薬品のような厳しい審査・承認を受けません。商品に「ビタミンCを○○mg配合」などと記載されていても、本当にそれが配合されているかどうか、発売する前にチェックはされないのです。
現実問題として、サプリメントは製造販売する業者のモラルや良心を信用して買うしかなく、悪い言い方をすれば、いくらでも中身をごまかすことが可能なため、悪徳業者が存在することも事実なのです。
実際、公的機関が時々ランダムに行うサプリメントの品質チェックでは、表記されている成分がまったく入っていない商品が見つかる事例もしばしばあります。
そうした環境が要因なのか、残念ながら市販のサプリメントの中には、その質を疑いたくなるような商品も多数出回っています。本当に自信を持っておススメできる商品は、全体の1割程度ではないでしょうか(管理人の個人的な見解ですが)。
医薬品と比べると、サプリメントは、はるかに安い費用と短い期間で世に出すことができますし、誰でも製造販売することができます。
私の家に時々「サプリメントを買いませんか?」という勧誘の電話が業者からかかって来ることがありますが、そうやって電話だけで勧誘して販売しているような商品は、買ってはいけません(笑)。
サプリメントの効果がわかりにくい理由
世の中の大半のサプリメントは、効いているのかよく分からないような商品ばかりなのですが、それは何故なのでしょうか?
自信を持っておススメできるのは1割程度と書きましたが、残りの9割は健康維持に効果がないのか?というと、実はそうとも言い切れません。
実は、サプリメントは、効き目を科学的・医学的に立証しなくても販売が出来てしまうため、ほとんどの商品は「効果がない」というよりも「効果があるのか分からないまま販売されている」という表現が正しいかもしれません。
効き目だけじゃなく、どれくらいの時間で消化され、どれくらいが体に吸収されるのかも曖昧なんです。商品の質や効果がよく分からないから、自信を持っておススメできる商品がどうしても少なくなってしまうんですね。
たとえば、質の悪いサプリメントだと、錠剤が溶けずにそのままウンチと一緒に出てくることもあったり・・・、効果云々の前に、飲む意味がない商品もありますから、買う前によく吟味する必要があります。
医薬品のように、発売される時に国が効果や安全性をきちんとチェックする仕組みがあれば良いのですが、今の法律ではそれが充分ではないのです。
売る側も扱いにくい・・
サプリメントは食品なので、薬のように「あなたの症状に、この商品が効きます」と言って売ることはできません。
ドラッグストアの店頭で、サプリメントについて相談されても、売る側は効き目についてハッキリと明言することが出来ないため、どうしても無難で曖昧な説明になってしまい・・・、お客様に商品の良さが伝わりにくいということがあります。
ただ、飲んでいる方々が「これを飲んでから不調が改善された」というような感想をいただくことは実際によくあるので、効果の高いサプリメントがあるのも事実なんですね。
売る側にとっては、サプリメントはとても扱いにくいカテゴリなんですが、知識や経験が豊富なベテランの店員さんは、信頼できる商品を知っていますし、分かりやすく上手に説明してくれますから、納得できる説明をしてくれる店で買うようにすると良いです。
そういった店を探すのが、今はちょっと難しいかもしれませんが(苦笑)。