頭痛の中には、「緊張性頭痛」といって、肩こりが要因になって起きる頭痛があります。長時間同じ姿勢が続いたり、血行不良な状態が続いて、首や肩が凝ってしまった経験は多くの方がお持ちだと思います。
パソコンを長い時間使用したり、猫背や首を前に傾けた姿勢が続くと、首から肩にかけての血流が悪くなり、疲労物質が筋肉に溜まってしまいます。首と肩は、重い頭を支えていますので、長時間同じ姿勢でいると大きな負担がかかり、溜まった疲労物質が神経を刺激して頭痛を引き起こしてしまうんですね。
緊張性頭痛の特徴

パソコンを使用する時間が長いなど、長時間同じ姿勢でいることが多い。または、目を酷使するため、眼精疲労を常に感じている。
夕方になると痛みだす
休みの日や午前中はあまり頭痛が起きないが、疲労がたまってくる夕方近くになると頭痛が起きる。
マッサージすると楽になる
首や肩をマッサージしたり、ストレッチなどで筋肉をほぐすと、コリや頭痛が楽になる。
また、お風呂に入ったりして身体を温めると痛みが緩和される。