胃カメラを飲むまでの経緯
僕は、埼玉県所沢市に住む、43歳の自営業者です。いろいろと家庭に問題を抱えて、ストレスなのか、半年以上も胃に、強い不快感を感じ、胃酸の抑制のためのガスターなどを処方してもらっていました。しかしそれでも症状は一向に良くならず、毎日胃の部分を左手で押さえながら、仕事をしていました。
胃の調子が悪いわけですから、当然、食事も進みません。ストレス解消のため、アルコールだけはなぜか摂取していましたが、そのほかのガッツリ系の食べ物は、胃が受けつけませんでした。
したがって半年もたつと、僕の体重は、およそ6キロも減ってしまい、久しぶりに会う親戚や友人から「あなた、痩せたんじゃない?」と言われ続けました。
で、かかりつけの医者に、体重の減少を言ったところ、「ただちに胃の検査をしてください!」と強い調子で諭され、胃カメラを飲むのだけは嫌だというわがままをグッとこらえ、胃腸科病院に、診察に行きました。
胃カメラの予約
僕が言ったのは、埼玉県の所沢市の、あだち内科クリニック、というところです。ホームページから予約を入れて、月曜日の朝一に、検査を行うことになりました。(内科とありますが、胃腸科に強い内科ですね)
http://www.adachi-clinic.com/
電話予約の際は、「前日夜9時以降、若干のお水以外は、一切口にしないでください」と言われたくらいで、あとは、「鼻からのカメラにしますか? お口からにしますか?」と聞かれました。
僕は、「どちらが苦しいのですか?」と質問したところ、「鼻からの方が、楽ですよ。でも、当日決めていただいても構いません」という事で、電話では、予約だけにしました。
鼻から胃カメラを決断
当日は、先生による問診です。「一般的には鼻からの方が断然楽で、鼻が狭くて通らない人以外は、鼻からカメラを入れたほうがいいですよ」というアドバイスがあったので、鼻から胃カメラを飲むことにしました。
初めて会話する医師というのは、どこの病院でも、不安感と緊張感がみなぎります。でも僕が行った病院の先生は、しっかりと落ち着いた口調で話されて、妙な信頼感を感じました。
と言いますか、右に行っても左に行っても、結局はこの先生から、鼻の中にチューブを突っ込まれる以外に、選択肢はないのです・笑。なので、僕は腹を決めました。
鼻から胃カメラを飲む前
小さな紙コップに1杯ほどの、ちょっと甘めのある飲み物を、飲まされました。それが何なのかは、特に説明はありませんでした(あるいはあったのかもしれないが、記憶にないほどの事)。それから、鼻の中にピュッと、何か液体を入れられました。液体は口の中まで入ってきて、こちらは多少苦みがありました。
その後、「鼻にゼリーを入れますね」と言われ、まさしくゼリーのようなものを、ニュ~っと入れられました。特に不快感はありません。2,3分すると今度は、「鼻に麻酔をかけますね」、と言われて、鉛筆の太さと同じくらいの、乳白色のチューブを入れられました。
既に鼻の中にはゼリーが詰まっているからか、挿入の違和感は、ほとんどありませんでした。全く、痛くもありません。どういう仕組みになっているのかはわかりません。チューブの側面から、麻酔薬でも染み出すのでしょうか?
なおこの間、ピロリ菌感染や、その他のチェックのための採血も、してもらいました。鼻よりも、血を取る方が、明らかに痛みがありました。