頭痛薬の成分と特徴
頭痛薬・解熱鎮痛剤には、主に下記の6成分があります。
これらを組み合わせて、そして効き目がストレートすぎないように他の成分を上手に混ぜる事で、市販薬が出来あがります。
ロキソプロフェンナトリウム |
代表的な商品:ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)
・医療用医薬品から一般用医薬品にスイッチされた成分。 |
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アスピリン (アセチルサリチル酸) |
代表的な商品:バファリン(ライオン) ケロリン(内外製薬)
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アセトアミノフェン |
代表的な商品:ノーシン(アラクス) タイレノール(ジョンソン&ジョンソン)
・胃腸への負担が少なく、比較的副作用が少ない。 |
イブプロフェン |
代表的な商品:イブ(エスエス製薬) ノーシンピュア(アラクス)
・消炎鎮痛効果に優れ、胃への負担が少ない成分。 |
イソプロピルアンチピリン |
代表的な商品:セデスハイ(塩野義製薬)
・いわゆるピリン系の鎮痛成分。15歳未満は服用不可。 |
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代表的な商品:ナロンエース(大正製薬) ノーシン(アラクス) セデス(塩野義製薬)
・アスピリンと同じサリチル酸系の鎮痛成分。 |
「使用上の注意」は服用する前に必ず読みましょう
頭痛薬・解熱鎮痛剤には、15歳未満の子どもや持病のある方(糖尿病・喘息など)が服用してはいけないものもあります。
薬を正しく服用するために、「使用上の注意」は服用前に必ず目を通しましょう。
同じシリーズの製品であっても、製品によって成分が異なる場合もあります。
製品名 | 主成分 | 服用できる年齢 |
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バファリンA | アスピリン(アセチルサリチル酸) | 15歳以上 |
バファリンルナ | イブプロフェン、アセトアミノフェン | 15歳以上 |
小児用バファリンCU | アセトアミノフェン | 3歳以上 |
このように、同じ「バファリン」でも製品によって成分や服用できる年齢が違うんですね。
さらに、「使用上の注意」には「服用してはいけない人」や「用法・用量」、「副作用に関する注意事項」などが記載されていますので、しっかりと目を通しておくことが大事なのです!
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