薬に頼らない痔の対処法。家庭で出来る温浴の効果について。


家庭で出来る痔の対処法

痔を改善する入浴法

入浴ほど、即効性のある治療法は無い」と表現されるほど、痔に対してすばらしい効果が期待できます。管理人が痔の手術を受けた時も、術後に入浴は大変効果的だという事で、入浴の勧めがありました。入浴の事は痔の入院期間における全記録に記載しています。

もともと痔の大きな原因に、うっ血や冷えがあります。これらの原因を根本から取り去るのが、まさしく入浴です。入浴することで、当然冷えた体はポカポカと温まります。そして、血行が良くなることで、肛門周辺のうっ血が劇的に改善されます

痔の治療薬にも、うっ血を解消する成分が含まれていますが、いくら肛門部にお薬を塗ったところで、体全体の血流を良くしなければ、その効果もあまり期待できないでしょう。

また、入浴すると、肛門部に直接温かいお湯が接触することになりますので、面倒でも、シャワーで済ませることなく、湯船につかる、という事にしたいですね。

入浴の効果はもうひとつあります。それは患部を清潔に保つ、ということです。お風呂に入ると当然、体を石鹸で洗います。同じように、肛門部もきれいに洗うことで、雑菌から患部を守ることになります。 もともと入浴は生活習慣病などの病気の治療にも効果があることが確認されています。

痔のため、というよりは体を健康に保つために、できれば毎日ゆっくりと入浴時間をとり、ストレスまで一挙に解消したいものですね。


半身浴・座浴

半身浴は万病に効くといっても過言ではないでしょう。もちろん、痔の治療に最適です。写真では上半身が出すぎていますが、大体みぞおちの辺りから体がつかるようにします。

そしてお湯の温度は37度~40度未満。時間にして20分以上つかることで、副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスしてきます。

最初は少々寒く感じるかもしれませんが、そのときは首までつかって、暖かくなってきたら半身浴に切り替えてもかまいません。

産婦人科や助産院などでは、産後の産婦さんに「座浴」を勧めているところもありますね。

産後は悪露(出血)があって、通常通り湯船につかることはできないため、シャワーを5分くらい患部にあてて温めるという方法です。

これによって、痔だけでなく出産時に切開した傷なども治りが早くなると言われています。


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便通を整える

便秘や下痢をしない食生活

痔を改善するために非常に重要なのが「便通を整える」という事です。便通を整えるというのは、便秘や下痢をしない食生活を送ることです。

特に便秘は痔を悪化させる危険信号といっても過言ではありません。便通を整えるために、肉類など脂分の多い食べ物を減らし、野菜や果物、海藻類などといった食物繊維を努めて多く摂取するようにしたいですね。

これらの食品は便通を整えるだけでなく、健康維持のためにも多くとるようにしましょう。 人間ですから、便秘や下痢をしない生活を完璧に送ることは出来ないんですが、悪化させずに軽度の内に対処するよう心掛けたいですね。


排便後はなるべく洗浄しましょう

トイレがウォシュレットなら良いんですが、家にウォシュレットが無い場合も、排便後はできるだけシャワーでお尻を洗浄するようにしましょう。最近は、公共のトイレでもウォシュレットを備え付けているトイレが増えていますね。

外出時には、携帯用のウォシュレットなども利用する手もありますが、もっと手軽に使える消毒薬なども市販されていますので、一度試してみると良いかもしれません。 ペーパーに薬剤をつけて拭き取ります。薬剤が泡で出てくるため、それがクッションになって拭き取りやすくなっています。

ケーパイン消毒薬 泡タイプ(川本産業)
  • 痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒。 殺菌成分の他に抗炎症成分、ムズムズ感を抑える成分が配合されています。

スキネードアルファ フォーム(大洋製薬)
  • 痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒。 抗炎症成分・痒み止め成分配合。

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