小学生の痔を放置して、後戻りできなくなり手術を決断


私が、切れ痔&いぼ痔の手術を決意した理由

1月1日に、肛門が痛み出したからです

もう35年以上も、手術はおろか、診察さえも怖くて行けなかったくらいですから、ここまできたら死なばもろとも、人生の道連れにしてやるくらいの覚悟だったのですけど、2016年1月1日の夜、入浴時に肛門を石鹸で洗ったところ、今まで存在しなかった「しこり」に気が付きました。

痔の痛み


このしこりは、いぼ痔の部分とは別の部分で、明らかに新たな「変化」です。というか、悪い変化なので、恐れおののきました。あまりに気になるので、ちょっと指で押してみました。するとその患部に、鈍痛が走ります。

・・・・! いったい何が起きた?? しこりから連想する病気は、ガンです。の場合、放置しておくと、まれにガンに進行することがあると聞いていたので(ネットから仕入れた情報)、これはまさかのまさかか??とマジメに恐怖しまして、「もうこれまでだ、観念しよう」と思った次第です。

ちなみにこのしこり、数日様子を見てみようと思ったのですが、1週間たっても同じ状態であり、この時点で完全に諦めました。もう診察を受けるしかないと。

「1年の計は元旦にあり」という言葉がありますけど、ここで手術を受けないと、これは後々大きな禍根を残すことになりかねないとも思いまして、手術を決断した次第です。



小学生のころからずっと痔で、もういい加減、嫌になったというのも正直な気持ち

小学校高学年の時から、痔に悩んでいました

実をいうと、私は小学校高学年の時から痔がありました。なんか変なものがお尻の穴から出ていると思っていたので、この時点でいぼ痔があったのです。

小学生ですから、お尻の穴から変なものが出てきたなんて、恥ずかしくて両親には言えず、悶々としていた苦い記憶があります。しかも、いぼ痔が飛び出ていると、うんちをふき取るのが難しくなるんですね。何度もトイレットペーパーで拭いたりして、困ってました。

小学生の痔


そして高校生くらいになって、パンツにシミが付くようになりました。その頃になると、図書室で医学書を見ることができますから、これは完全にいぼ痔だと判断しました。

同じころ、ちょうど父親もいぼ痔が痛いとか言って薬を塗っていたことがあり、「これは遺伝だな。厄介な事になったな」と思いました。ただ、今にして思うと、これはいぼ痔が飛び出したのではなくて、肛門ポリープだったのかもしれません。(後述)

⇒参考ページ:子供の痔について




しかも小学生の頃から、出血があった

小学生の頃から痔を患っていて、痛くなかったのか?と問われると、実はほとんど痛くないんですよ。というのも、いぼ痔(内痔核)は直腸にできるものなので、痛みを感じる神経がその部分にはない事から、触れても出血しても、痛くないんです。それで長年、我慢してしまうんですね。

⇒参考ページ:痔の種類について


ただし、いぼ痔が腫れた時は、さすがにかなりの違和感があります。腫れた時は腫れてない時の二倍くらいの大きさになるので、立っていても座っていても違和感を感じます。

この腫れたいぼ痔は、大きく出血することによって腫れが収まることが多かったです。出血は、便器に血がポタリポタリと数滴出るくらいです。でも、小学生の頃はさすがにビビりました・苦笑。

痔の出血


ただ僕の場合、時折ピリッと痛みが走る場合もありました。痔の知識を得てからは、痛みが走るのは外痔核と切れ痔だけのはずだと分かったので、変だなとは思いました。(痔ろうももちろん痛いですよ)

実は今回、肛門科で診察を受けて、「いぼ痔ではなくてだんぜん、切れ痔ですね」と診断されて、大いに驚きました。だから痛みが走ったんですね。そして、いぼ痔だと思ってた部分を後日手術で見た時(切除したやつね)、切れ痔が慢性化して潰瘍化したものだと分かり、二度びっくりです。

この潰瘍化した切れ痔と、それにいぼ痔が連結したような形になっていて、こんなもんがずっとくっついていたのかと思うと、ギョッとしましたね・苦笑。おそらく私の場合、切れ痔の前後に、いぼ痔と見張りいぼが連結していたのではないかなと思います。(図を参照。図は平田肛門科医院から拝借)

切れ痔の患部のイラスト



そもそも、なぜ、小学生の頃に痔になってしまったのか

小学生がうんちを我慢忌々しい事ですが、おそらく小学校の時に、学校でうんちをする事ができなかったからです。このころの小学校では、男子がうんちをしたところを目撃されると、超笑いものにされましたから、1日2回か3回くらいうんちをすると快調(快腸?)になる私にとっては、非常に苦しかったです。

我慢したうんちが直腸付近にたまって、コチコチに固まって、しかもデカいうんちになる。これを毎日、そして何年も習慣のように続けた結果、小学校高学年の頃には切れ痔を発症して、常に肛門の一部分が腫れることが常態化してしまったと推定します。

本ページを読んでいる方で、お子さんがいらっしゃる方は、学校でうんちするのは恥ずかしくないし、もしも我慢しちゃったら、小学校から帰ってきたらすぐにうんちさせてあげてください。

そして寝る前と、学校に行く前にも1度、うんちさせてあげると、肛門に負担がかからなくて良いと思います。



常に軟便に近い状態に維持するのに、疲れました

そして大人になってからは、普通にうんちをすると肛門が非常に痛いし、出血するので、硬いうんちが出ないように、常に軟便の状態を維持するのに、いい加減疲れました。こんなことを成人してから25年くらいはしていたわけで、今考えると、「実にくだらないことに神経をすり減らしていた」と断言できます。

所沢肛門病院の院長先生がネットで発言されておられるのですが、「痔は手遅れになる事はない。だから、余計に後回しにしてしまう。そんな時間のほうがもったいないのでは?」と。もう、完全同意です・笑。



最後の一押しは、ネット友達のツイートでした

まあ、正月早々、後戻りできないくらいに病気が悪化してきたなと判断できたのですが、それでも手術が嫌だという気持ちはある訳で、そのような後ろ向きの気持ちをハッキリと無くす事ができたのは、ツイッターのお友達でした。

「痔の手術が怖い」とかつぶやいていたら、なんとその人、同じ所沢肛門病院で手術を受けたというのです。で、「手術後1週間は後悔しますが、1か月たつと無敵になれます」と教えてくれたんですよ。

痔の手術をして無敵になる


無敵になる。・・・なんと素晴らしい未来なんだ!と思いましたね。もう、痔を抱えたままの一生なんて、絶対に嫌だという気持ちに切り替わりました。これで完璧に、「病院に行こう!」と決めました。

ま、あとは、元日に見つけた「しこり」が、もしもガンだったらシャレにならんぞと思ったのも事実です。こんなところにガンが出来たら、おそらく人工肛門でしょうし、転移などしないうちに一刻も早く治療したいという考えも、なんとなくありました。


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