湿布薬の成分として痛み止めが配合されています。その種類と特徴について解説しています。


湿布薬に配合されている成分

現在市販されている湿布薬に配合されている主な成分と、その働きをまとめてみました。

ジクロフェナク
ナトリウム
  • 医療用では飲み薬や座薬もありますが、市販薬では外用薬(湿布や塗り薬)に配合される消炎鎮痛成分です。
  • 痛みのもとになるプロスタグランジンの産生を抑え、炎症と痛みを鎮めます。
  • 【代表的な製品】ボルタレンEXテープ
ケトプロフェン
  • 医療用の「モーラステープ」に配合される消炎鎮痛成分。市販薬にもケトプロフェンを配合した湿布・クリーム・ゲルがあります。
  • ジクロフェナクナトリウムと同様、プロスタグランジンの産生を抑えます。外用薬を使用した患部が日光に当たると、皮膚がかぶれることがあるため、注意が必要です(光過敏症)。
  • 【代表的な製品】オムニードケトプロフェンパップ
?フェルビナク
  • 非ステロイド性鎮痛成分の一つ。皮膚から浸透して痛みや炎症を抑えます。
  • 【代表的な製品】フェイタスシップ、フェイタスシップ温感
?インドメタシン
  • フェルビナクと同じく、非ステロイド性鎮痛成分の一つ。医療用では痛み止めの座薬としても使用されます。
  • 【代表的な製品】バンテリンコーワパップS、サロンシップインドメタシンEX、メンフラホットα(IM)、ハリックス55ID温感H
?サリチル酸
  • サリチル酸メチル、サリチル酸グリコールが代表的。知覚神経に作用して、患部に軽い麻痺を起して痛みや痒みを鎮めます。
  • 血流を良くする作用もあるため、患部の新陳代謝を高めます。
  • 【代表的な製品】のびのびサロンシップ、パテックス、トクホンハップ温
?l-メントール
  • 爽快な刺激で患部を冷やし、腫れや痛みを和らげます。
?dl-カンフル
  • 患部を刺激して、血行を促します。
?トウガラシエキス
  • 患部を温める効果や、血流を良くする効果があります。
  • 温湿布に主に配合されています。
?生薬エキス
  • 血流を促すオウバク末や、炎症を鎮めるサンシシ末など。
  • 【代表的な製品】腰痛パテックス


湿布薬を知ろう!

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