サリチル酸配合の湿布薬の特徴と、市販されている商品をご紹介。


サリチル酸(サリチル酸グリコール・サリチル酸メチル)

サリチル酸は、アスピリン(アセチルサリチル酸)と構造がよく似た成分で、消炎鎮痛成分として打撲や打ち身・捻挫などの外用薬として使用されています。商品によって、サリチル酸グリコールやサリチル酸メチルといった成分が配合されています。

サリチル酸グリコールには、末梢の血管を拡張させて血流を良くしたり、新陳代謝を促す作用もあります。湿布薬には昔から長く配合されている成分で、お子さんの使用にも制限がありません(乳児への使用については、小児科医にご相談下さい)

湿布独特のあの匂いは、このサリチル酸によるもので、匂いを嫌ってサリチル酸が配合された湿布薬を敬遠する方もいらっしゃいます。





昔から馴染みのあるサロンパスやトクホンにも、このサリチル酸グリコールやサリチル酸メチルが使用されています。昔から販売されているサロンパスAeの効能・効果には「しもやけ」という記載もあり、湿布薬としては珍しい症状ですが、これはしもやけの患部に貼るのではなく、関節部などに貼って血行を良くすることでしもやけを防ぐことなんだそうです。


サロンパスの効能・効果



しかし、今は「貼る」タイプの使い捨てカイロもありますから、温めて血行を良くするなら、お肌への影響なども考えると他の選択肢の方が良さそうな気がしますね。そもそも、湿布薬は傷口やかぶれている患部へ貼ることはできませんので、しもやけの患部にサロンパスAeを貼らないようにしましょう。





サリチル酸グリコール・サリチル酸メチルの特徴と注意点

サリチル酸は、湿布薬には昔から長く配合されている成分で、お子さんの使用にも制限がありません(乳児への使用については、小児科医にご相談下さい)。また、授乳中の方や持病をお持ちの方への使用制限はありません。ただし、過去に鎮痛薬などのお薬でアレルギー症状が出たことがある人は、購入する前に薬剤師や登録販売者に相談しましょう。

また、湿布薬には他にもメントールやトウガラシエキスなど、さまざまな成分が配合されていますので、他の湿布薬と同様に、お肌が敏感な方はかぶれることもあります。薬用成分のほかに、湿布薬に含まれる添加剤や接着剤などでかぶれることもありますので、同じ成分であっても商品ごとに違うことを知っておきましょう。

サリチル酸グリコール・サリチル酸メチルが配合された湿布薬

のびのびサロンシップ(久光製薬)
のびのびサロンシップa無臭性(久光製薬)
パテックスうすぴたシップ(第一三共ヘルスケア)
ハリックス55EX 冷感(ライオン)
クールリフェンダa 冷湿布(タカミツ)
トクホン(大正製薬)
サロンパスAe(久光製薬)
パスタイムA(祐徳薬品工業)
ロイヒつぼ膏(ニチバン)

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