下痢に嘔吐や高熱を伴う場合は要注意。


嘔吐と下痢の関係

嘔吐と下痢の関係一般的な下痢の場合、嘔吐を伴う事はそれほど多くありませんが、食中毒や食あたりによる下痢は、非常に強い腹痛や嘔吐を伴うことが多く、血便が出ることもあります。

食中毒や細菌・ウイルスによる下痢は、体の中の毒素を排出するために起こっている生体防御反応ですから、自己判断で下痢止め薬を飲まないようにしましょう。

実際、医療機関でも下痢止めを処方することはほとんどなく、点滴で奪われた体液を補給しながら様子を見るという処置をすることが多いですね。

下痢だけなら、水分を摂りながら様子をみることができますが、嘔吐が激しいと水分を摂ってもすぐに吐いてしまって、うまく水分補給ができません。 何より、下痢と嘔吐というWパンチは体に大きなダメージを与え、体力は非常に消耗します。自宅で療養するのは無理がありますので、医療機関を受診して治療を受けましょう。


嘔吐をともなう下痢の注意点


また、嘔吐と下痢が同時にやってくる場合、その原因はウイルス性胃腸炎であることも。ノロウイルスなどのウイルスに感染すると、嘔吐や下痢、発熱といった症状が出ます。最初はブルブルと寒気に襲われたり、かなりの高熱が出ることもあるため、インフルエンザや風邪と思ってしまう人もいます。

このように、症状によって下痢や嘔吐の原因がある程度推測できたりしますが、もちろん、自己判断は禁物ですから、最終的な診断は医療機関でやってもらいましょうね。





嘔吐がある時の注意点

嘔吐がある時の注意点一般的な下痢の場合、嘔吐を伴うことは少ないんですが、下痢と嘔吐が一緒に起こる場合は、ウイルス性の胃腸炎である可能性が高くなります。

ということは、気をつけなければならないのは、他の人への感染!

ウイルス性胃腸炎の場合、風邪のように周りの人達へ感染してしまいます。感染経路は、ほとんどが経口感染。

  • 嘔吐物に触れたら、しっかり手を洗う
  • トイレの便座やドアノブを消毒する
  • 感染者が触れた食器や調理器具を消毒する
  • 食事の前には手洗いをしっかり行う



嘔吐物や便にはウイルスがたくさんいますから、吐いたものの処理やそのあとの手洗いなどには十分な注意を払いましょう。特に、体力のない乳幼児やお年寄りのいるご家庭は気をつけてくださいね。


ウイルス性胃腸炎で下痢や嘔吐がある時の注意点


トイレの後にしっかり手洗いするだけでも十分感染予防にはなると思いますが、お水を流す時のレバーや、トイレットペーパーホルダー、ドアノブ、タオルなど、トイレの中で直に手を触れる場所は、こまめに消毒するといいですね。


家庭での消毒について


ノロウイルスやロタウイルスはエタノールで消毒しても死滅させることができません。トイレやドアノブ、食器など感染者が触れるものは塩素で消毒しましょう。

キッチン用の漂白剤や、赤ちゃんの哺乳瓶を消毒するミルトンなども塩素系なので、食器や調理器具の消毒ができます。

キッチン用漂白剤を水で薄めて、テーブル等を拭き取ることで家具の消毒もできますが、塩素なので色落ちや素材を痛めるおそれもあります。ご使用の際は、製品の「使用上の注意」をよくお読みになってお使い下さい。

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