日常生活の中で起こる吐き気について、分かりやすく解説しています。


吐き気と嘔吐について

吐き気の医学的な解説

脳の延髄(えんずい)に、嘔吐(おうと)を起こさせる嘔吐中枢があります。

嘔吐中枢が刺激されると、その信号が迷走神経、脊髄神経、横隔膜神経を介して胃の周囲の筋群に伝えられ、吐き気が起こります。

吐き気が続いたり強くなると、実際に胃の中のものを吐いてしまうこともあります。

一般的に、次のような吐き気は医療機関を受診した方が良いとされています。

  • 強い頭痛を伴う時
  • 熱と嘔吐を伴う時
  • 強いめまいを伴う時
  • 強い腹痛を伴う時
  • 吐いたものの中に血が混じっている時


胃に起こる症状なので、胃腸が原因だと思われがちですが、実は胃腸以外の疾患が原因となっているケースもあるんです

日常生活で起こる吐き気

日常生活の中の吐き気吐き気とは、みぞおちのあたりがムカムカしたり、吐いてしまいそうになる不快感をいいます。

食べすぎやお酒の飲みすぎストレス乗り物酔いなど、日常生活の中で起こる吐き気もありますが、場合によって命の危険を知らせる信号であることもありますので、吐き気についての簡単な基礎知識があると役に立ちます。

日常生活で感じる吐き気の対処法として、市販の胃腸薬を利用するという手もありますが、胃腸薬は非常に種類も多いので、どの胃腸薬を飲めばいいのか分からない方も多いかと思います。

このサイトでは、日常の吐き気から重大な疾患の初期症状に起こる吐き気についての基礎知識と、市販の胃腸薬の上手な利用法について、市販薬販売に長年携わった医薬品の専門家が解説しています。

下痢の症状が強い方はコチラのページをご覧ください

胃もたれの症状が強い方はコチラのページをご覧ください



吐き気がある時に選ぶ市販の胃腸薬

市販の胃腸薬は非常に種類が多く、効能効果も商品によって違います。
胃腸薬は、大きく分けると下記の6つに分類されます。

日常生活の中で起きる吐き気の場合、市販の胃腸薬を利用することで、ある程度改善することが出来ます。

中には、胃腸薬の服用が適してないケースもありますし、間違った薬選びをすると症状が悪化することがありますので、どの胃腸薬がいいのか分からない場合は薬剤師や登録販売者に相談することをおススメします。

総合胃腸薬
  • さまざまな症状に対応する胃腸薬
  • 消化薬、制酸剤、健胃剤など複数の成分が配合されており、適応する症状も胸やけ・むかつき・胃もたれ・痛み・消化不良と幅広いのが特徴。
    「胃の調子がなんとなくおかしい・・」など、特定の症状が明確にない場合などにおススメの胃腸薬です。
  • 代表的な製品
    第一三共胃腸薬、新キャベジンコーワS、ザッツ21、など。  
漢方薬
  • 漢方薬で胃の不調を改善するお薬
  • ストレスや神経の使いすぎで胃の調子を悪くした時などに適した胃腸薬。
    自律神経のバランスが崩れたり、夏バテなどで働きに支障をきたした胃腸を正常な状態に近づけます。
  • 代表的な製品
    大正漢方胃腸薬、タケダ漢方胃腸薬、など。   
胃粘膜保護剤
  • 荒れた胃の粘膜を保護したり修復を助ける胃腸薬
  • 胃の粘膜に直接働いて、荒れた胃の粘膜を保護したり修復を助けます。
    胃酸過多による胸やけや胃痛、吐き気、食欲不振などに効果があり、胃炎や胃潰瘍の治療に広く使われてます。
  • 代表的な製品
    セルベール、スクラート胃腸薬S、アバロンS、など。  
健胃・消化薬
  • 胃の機能を調整する胃腸薬
  • ショウキョウやウイキョウ、ケイヒなどの生薬成分が中心で、その芳香や苦味などで唾液や胃液の分泌を促して、消化器全体の機能を整える作用があります。
    食欲不振や消化不良などに効果があります。
  • 代表的な製品
    太田胃散、新キャベ2コーワ、など。   
制酸剤
  • 過剰な胃酸を中和するお薬
  • 胃酸が過剰に分泌されると、胃粘膜に炎症やただれが起きて、胸やけや胃炎、胃潰瘍などを引き起こすことがあります。
    制酸剤は、出過ぎた胃酸を中和してくれる、アルカリ性のお薬です。
  • 代表的な製品
    サクロン、センロック、ガストール、など。
H2ブロッカー
  • 胃酸の分泌を抑制するお薬
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍といった消化性潰瘍の治療に用いられるお薬です。
    胃酸分泌を促進するヒスタミンH2受容体の働きを抑えるため胃酸の分泌が抑制されます。
  • 代表的な製品
    ガスター10、アバロンZ、など。   

吐き気の原因と対処法

カテゴリ別に見る

症状別・製品別に見る