更年期障害に効果のある市販のお薬についてご紹介しています。


更年期障害とは

女性の体は、初潮を迎える11歳頃から、妊娠・出産を経て閉経まで、女性ホルモンの影響を大きく受けます。よく、女性は7の倍数の年に体調の変化が起きやすいなどと言われますが、だいたい14歳頃までにはほとんどの女性が初潮を迎え、28歳前後に最初の出産、35歳前後に体力の衰えを感じるようになり、早い人では42歳ころから更年期と呼ばれる時期に入っていきます。

個人差はありますが、一般的な閉経の時期は47~52歳頃といわれており、閉経の前後5年を「更年期」と呼びます

更年期に起こる不快な症状を「更年期症状」といい、それらの症状が出て生活に支障が出てしまう場合を「更年期障害」といいます。

更年期になっても特に不調もなく、普通の生活を送れる人もいますが、頭痛や不眠・倦怠感・ホットフラッシュ・のぼせなど、更年期特有の症状に襲われ、日常生活に支障が出てしまう人もいて、症状の度合いは本当に人それぞれです。

また、過度なダイエットやストレス等によって、早い時期(30代)に生理が止まってしまったり、更年期独特の症状が出るケースも最近は増えているようです。これを若年性更年期障害(もしくは「プレ更年期」)と呼ぶようですが、こちらも婦人科での受診が必要ですので、自己判断せずに医師に相談してみてください。

更年期のイメージ



一人で抱え込まないことが大事

更年期の症状は、最初は肩こりや頭痛といった軽い症状から始まるケースが多く、更年期の症状だと自覚するまで時間がかかることがあります。また、更年期の自覚はあっても家族や友人には相談しづらく、一人で抱え込んでしまい症状を悪化させてしまうことも

更年期の特徴として、意欲の減退や集中力が低下するなどのメンタルの症状が出ることもあり、それに対して自分自身を責めてしまうのも女性にありがちな傾向ではないかと思います。

限界まで我慢をして、体調がかなり悪くなってから病院を受診したり、ドラッグストアに相談に来られる方もいらっしゃいます。更年期障害は時間の経過と共に辛い症状は改善はしていきますが、その間ずっと我慢するのは精神衛生上良くありませんし、生活の質(QOL)も低下してしまいますので、できるだけ早い時期に専門家に相談することをお勧めします。

軽い症状であれば、市販薬で改善することもあります。ただ、これも人によって違いますので、症状が重くなっていると感じたら婦人科を受診しましょう

最近は「更年期外来」を設けて、専門的な治療や相談に対応してくれるクリニックも増えていますし、治療方法もご自分に合った方法が見つかると思います。

更年期障害が起こる原因はこちらで解説しています。

更年期の症状とは



更年期の不快な症状に効く市販薬

市販薬の中にも、更年期の諸症状を緩和してくれる商品がいくつかあります。それらはすべて漢方薬なのですが、更年期症状は漢方薬が得意としている分野でもありますので、ご自分の症状や体質に合わせて、お試しいただければと思います。

漢方薬は選ぶのが少々難しいですから、ドラッグストアで薬剤師や登録販売者に相談して購入すると良いでしょう。ここでは、代表的な商品をご紹介いたします。

?命の母A(小林製薬)
  • 40代~50代の更年期の不快な症状に。体質に関係なく服用できます。更年期障害の症状改善の他に、健康維持にも。女性に優しい13種類の生薬と疲労回復に役立つビタミン類を配合しています。

?ルビーナ(武田薬品)
  • 血の巡りを良くして体を温める「 四物湯」と、水の代謝を良くする「苓桂朮甘湯」を合わせた処方。体力がやや虚弱で、特に冷え性やのぼせ、ほてり、むくみなどの症状が強い方に。

?桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)(クラシエ)
  • 体力中等度以上で、足腰は冷えるが上半身はのぼせ気味の方に。肩こりや頭痛、めまい、月経痛などにも。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)(クラシエ)
  • 体力が虚弱で、貧血、足腰の冷え、めまい、肩こり、動悸、むくみやすく筋力の弱い方などに適しています。

?加味逍遥散(かみしょうようさん)(クラシエ)
  • 体力中等度以下で、肩こり、頭痛、めまい、不眠や、イライラ感などの精神不安がある人に適しています。

更年期障害について知ろう!

カテゴリ別に見る

症状別・製品別に見る