鼻づまりが片方の鼻だけに起こる時の原因をいくつかまとめてみました。


片方だけ鼻がつまる時

通常、風邪や鼻炎の時には両方の鼻がつまると思います。しかし、中には片方の鼻だけがつまるというケースもあります。鼻の病気や形が関係していることもあります。一般的には、男性よりも女性が、大人よりも子供の方が鼻腔が狭くなっています。人間の鼻の穴の大きさや形は、必ずしも左右対称ではありませんが、明らかに片側だけ(いつも同じ側だけ)詰まるということは、それほど多いことではありません。





鼻が片側だけつまる原因としては、下記のようなケースが考えられます。ただ、どれも医師にしか診断できないケースですので、気になる人は早めに耳鼻科を受診してください。


急性副鼻腔炎

風邪が長引いたり悪化した時に、黄色い鼻水が出るのは、急性副鼻腔炎を起こしている可能性も考えられます。鼻の奥から嫌な臭いがしたり、頭痛などを伴う場合は耳鼻科で診てもらいましょう。

急性副鼻腔炎の場合、鼻腔の腫れや炎症が片側だけに起こるケースは珍しくありません。しかし、ほとんどの場合は数日で自然に治ることが多いようですね。慢性化すると治りが悪くなってしまうので、症状が出た時に早期に治療することが大事です。





慢性副鼻腔炎

前述の急性副鼻腔炎から症状が治らずに慢性化したもので、いわゆる蓄膿症のことです。市販薬の中にも蓄膿症を効能に持つ商品はいくつかありますが、漢方薬ですので効き目は緩やかです。

緑色の鼻水が出る場合などは細菌感染による炎症が起きていることもあり、必要に応じて医師が抗生物質を処方します。抗生物質の内服で症状が速やかに改善することもありますので、市販薬を1週間ほど服用しても効果がない場合は、耳鼻科を受診してください。

蓄膿症の特徴的な症状『鼻茸(ハナタケ)』


副鼻腔炎が進行すると、『鼻茸(ハナタケ)』というブヨブヨした粘膜の一部が鼻腔(鼻の穴の中)にはみ出てきて、これが強い鼻づまりの原因になることがあります。

鼻茸は、放置していると徐々に大きくなってしまうため、出来るだけ早く耳鼻科を受診することをお勧めします。



鼻中隔湾曲症

2つの鼻腔(鼻の穴)を左右に仕切っている部分を鼻中隔といいます。鼻中隔は必ずしも鼻の中心にあるわけではなく、人によって、左右のどちらかに大きく曲がっていたりすることがあり、それが鼻づまりの原因になることがあります。

ネーザルサイクルって知ってますか?


面白いことに、鼻は左右が常に均等に空気を通しているわけでなく、どちらか片側が交互に空気を通しています。

たとえば、右側が空気を通している時、左側は右よりもややつまった状態になっていて、一定の時間をおいて左側と右側がこれを繰り返しているのです。この状態をネーザルサイクルといいます。

鼻中隔湾曲症では、正常なネーザルサイクルが崩れて、片側が常につまった状態となることがあります。治療法としては、鼻中隔湾曲矯正術という手術で、左右の空気の通り道を均等な大きさにする処置が行われます。



歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)

非常に稀なケースですが、歯の炎症が直接影響して、副鼻腔炎が起こることがあります。重度の歯肉炎など、強い炎症が起きている側の上顎洞に膿のような鼻水が溜まるため、片側の鼻がつまるという症状がでます。
特徴として、強い悪臭を放ちます。抗生物質の服用や、膿が溜まっている上顎洞の洗浄などの治療が行われます。

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