痔の診察で普段聞けない話し~触診や肛門鏡を使った視診~


痔の診察で普段聞けない話し~触診や肛門鏡を使った視診~

本ページより、川口肛門胃腸クリニックの山本院長先生に話しを伺います

さて本ページより、埼玉県の川口肛門胃腸クリニックの山本院長先生に伺った話を、掲載してまいりましょうか。長年痔を患い、2016年2月に所沢肛門病院にて痔の手術を受けて入院した経験がある管理人が、自分の体験も踏まえて、まとめました。

川口肛門胃腸クリニックの山本院長先生写真は、山本院長先生です。同クリニックのホームページからお写真をお借りしています。山本院長先生は、医者と言うのは技術だけでなくて「心」も必要だと述べています。

お医者さんて、ときおり非常に高圧的と言うか上から目線と言うか、そういう人に当たることがありますよね。そうすると患者は委縮してしまって、病院に行くのが苦痛になります。その先生に手術などされるとしたら麻酔が効かなくなりそうで怖いです。(麻酔については次のページもご覧ください)

そんな怖い病院とは一線を画して、川口肛門胃腸クリニックは気持ちの良い場所になっています。

川口肛門胃腸クリニックの院内を全て見せてもらったページにも記載した通り、働いている方々が明るく元気な印象です。これはひとえに、山本院長先生の人柄が浸透しているからだと思うのですね。

今回も痔のお話し全般をお聞きするにあたり、素人の私にも非常に分かりやすく説明して下さり、私も気分が良くなってあれもこれもとお聞きしました。これって今考えると、相手(患者など)が心を開いて医師にたくさん話をするという状況にも似ています。

さりげなく、技術の前に患者に「心」を開いてもらう「術」を、自然体で身に付けておられるような気がします。素人は医師の技術が優れているのかそうでないのかは正直、分かりませんから、まずは心を開ける医師こそ、重要なのではないかなと思います。お医者さんのお人柄って、かなり大切です。

なお、山本院長先生は経験豊富な方で、高い技術を持ってらっしゃいます(と私は感じます)。経歴もホームページに載っていましたので、転載しておきますね。

川口肛門胃腸クリニックの山本院長先生の経歴


という事で、下記より、山本院長先生に伺いました話しを、当サイト管理人の私の言葉でまとめさせていただいて、読み手の皆様にも理解できる表現で、記載したいと思います。何か不明な点がありましたら、当サイト右サイドバーのQ&Aコーナーよりお問い合わせください。(スマホなどはコンテンツ部分をスクロールしていただいた後に、表示されます。)



痔の診察の時のお話し、患者が知っておくと安心な事

恥ずかしさについて

痔の診察の場合、恥ずかしいという感情と恐怖感の2つが同時にあるので、内科のように何となく訪問できるのと異なり、診察のハードルが高くなってしまいます。そもそも人間は、知らない相手(弱肉強食の世界では「敵」)に背中を見せるのは本能的に恐怖があり、ましてやお尻を見せるなど怖さを感じて当然。診察の時に自分のお尻を見ることはできないので、余計に何されるか分からない恐怖が有ります。

恥ずかしさに関しては、昔は産婦人科の分娩台にいるかの様なの体位で診察していましたが、今は横向きのシムス体位なので、恥ずかしさはだいぶ和らいでいます。肛門科は内科ではなくて外科なので、問診で済ます事はできず、きちんと患部を観察して判断を下すからこそ、責任のある医療を提供できます。

同クリニックの院内紹介動画の42秒後に、シムス体位の絵が出てきますので、ご覧になって下さい。あるいは私の痔の手術体験談より、痔の手術前の検査は痛い?苦しい?のページにも絵を貼り付けてあるので、そちらをご覧いただいてもOKです。





管理人の場合も、診察を受けるまでは恥ずかしさをかなり意識しましたね。ただ実際に肛門病院に行き、診察室に入った瞬間、恥ずかしい感情はほとんど無くなって、今度は恐怖感を感じました。何されるか分からないので。

実際に横向きになって看護師さんにパンツをおろされた時も、特に恥ずかしいという感覚は無かった。自分で脱ぐより脱がされる方が恥ずかしくないですね・笑。横向きでパンツをおろしてすぐにタオルをかけてくれるので、あまり何とも思わなかったです。

ただ私の知人(男性)は、恐怖感よりも恥ずかしさの方が強いと言っていた人もいるので、羞恥心を感じる度合いは人それぞれだと思います。知人は、男性医師の前で診察を受けるというよりも、全く知らない看護師さん(女性)の前でお尻を晒すのが恥ずかしいと言っていました。

でも当然ですが、医療関係者は日常生活の一部となっている光景であり、一般の人が感じる羞恥心のような世界を完全に超越しているので、恥ずかしいと感じる必要は全くないそうです。何を見ても何とも感じないそうなので、患者の考えすぎです。

女性の場合は、男性医師の前では恥ずかしいを通り越して気が滅入る人もいらっしゃるでしょうから、その場合は女医さんに診察をしてもらうと良いでしょう。実際に川口肛門胃腸科クリニックでも、女医のいる日にしか絶対に来ないという患者さんもたくさんおられるとの事です。



痔の診察は触診と、実際に患部を目視する事、基本はこの2つだけ

肛門科で診察を受けるとき、何をされるのか?」とビクビクするかもしれませんね。でもされることは基本、医師の指(もちろんゴム手袋を装着しますよ)で患部を触って確かめる触診と、肛門鏡を使って内部を目で見る事の2つだけです。

肛門に指を入れるなど、想像するだけで嫌かもしれませんね。何度も指を突っ込まれた経験のある私も、今でも慣れません。でも、別に無理やり指を入れられる訳ではありません。患部が腫れあがって肛門が狭くなっている人に無理やり強引に指を入れる事は無いでしょうし、わざわざ痛くしようと思って指を入れるわけではないのです。

山本院長先生クラスになると、(指の届く範囲内ですが)、肛門に指を入れただけで、肛門の何の病気なのか、一発で分かるそうです。まさに私からしたら「神の手、ゴッドハンド」そのものですが、それだけ触診は非常に重要な事になります。

「別に触らなくても見るだけでいいじゃん」と思うかもしれませんが、触る事で組織の変異(硬さなど)の度合いが分かりますし、目に見えない内部に問題がある可能性もあるので、触診は非常に重要なんですね。

触診の場合は、痛くないように配慮があります。当然、指には下の写真にあるような医療用のゼリーをしっかりと塗って、違和感を極力少なくします。皮膚表面の麻酔薬でもあるキシロカインゼリーも使用します。

私が診察を受けた時に、指を入れられて「痛い痛い」と言った時に(酷い切れ痔だったので痛かった。ただし我慢できるようなレベルの痛みです。)、担当の医師が「じゃあこれも付けるか」と独り言を言ったことがあるのですが、その時に付けたのがキシロカインゼリーだったと思います。

もしもそれでも痛いという場合は、ボルタレン麻酔入りの座薬を使用して痛みを無くす。ボルタレンは非ステロイド性消炎鎮痛剤の一種で、ジクロフェナクナトリウムという正式名称があり、医療用以外の市販薬では、湿布薬や塗り薬としてドラッグストアでも売られています。


(上からボルタレン座薬、キシロカインゼリー、通常の医療用ゼリーです)


非常にまれですが、どうしても痛いという人は、尾てい骨の部分に仙骨硬膜外麻酔の注射を打って、痛みを無くす事もあるそうです。これについては、次のページで麻酔注射の話しを掲載しておりますので、そちらをご覧ください。



肛門鏡を使った視診があります

上記、触診と合わせて、肛門内部を、肛門鏡を使って目で確認します。指を入れるというのは一般人にも想像できますが、「肛門鏡を中に入れて視診する」と言われてそれを想像できる人はどれだけいるでしょうか?

「何か器具を入れる=痛い」という連想は、頭の中で膨れ上がります。私も何度も診察を受けて、実際に手術まで受けているわけですが、川口肛門胃腸クリニックにお邪魔するまで、肛門鏡をこの目で確認することなどありませんでした。

もしも診察の前に、こういうものなのかと分かっていれば、恐怖感はずいぶんと和らいだはずです。この肛門鏡に、既に説明した医療用ゼリーを塗って、肛門内に入れていくわけですね。指を入れるよりもスルッと入るはずですから、実物を見ていれば怖くありません。

今回、山本院長先生に肛門鏡を使って、いったい診察でどんなことをしているのかを説明していただき、それを動画に収めてきましたので、ぜひご覧になってください。




ね、別に大した事ないでしょ・笑?? でも、こういうのを知らないと、とにかく何されるか分からない恐怖がMAXになるんですよね。

痔の診察を何度も受けて手術まで体験した者として1つ言えているのは、診察を受けるときはとにかくダラ~と脱力状態になっているほうが楽です。「無責任で何のやる気も無いニート」みたいな状態で診察を受けると、 痛くないと思いますよ・笑。

緊張してガチガチになると肛門がギュッと閉まった状態になるので、それを開けようとするから痛く感じるのです。ま、そんな事を言っても緊張してしまうのが人情と言うもので、私の場合は「診察が終わったら美味いものでも食おう!」とか、「手術が終わったらどこに旅行しようか」とか、痔や診察とは無関係な事を頭の中でイメージして、緊張を和らげる努力をしました。

私の場合は切れ痔でしたからある程度の痛みはありましたが、同時に併発していた内痔核の部分は、全く痛くありませんでした。おそらく超重度の内痔核患者でなければ、いぼ痔の患者さんは特に痛いとか無いと思いますね。

痔のタイプを確認する時はコチラのページ



川口肛門胃腸クリニックの公式サイトや場所

以上、痔の診察の際に知っておくと安心できるお話しでした。なお、診察を受ける方は、受付時間や痔についての知識等を、事前にクリニックのホームページにて確認しておいてくださいね。

川口肛門胃腸クリニックの公式サイト

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