痒みが起こる原因とそのメカニズムについて解説しています。


かゆみ止めとステロイド

かゆみが起こるメカニズム

かゆみ止めとステロイド痒みがどうして起こるのか?
詳しいメカニズムは、実はまだよく分かっていません。

肥満細胞から分泌されるヒスタミンという成分が、痒みに関係していることは分かっていて、そのヒスタミンが神経を介して脳に伝わり、私たちはそれを「痒み」として認識します。

痒みは、患部を掻くと更に広がっていく性質を持っています。

また、皮膚の乾燥などで皮膚表面のバリア機能が低下している時は、外からの刺激を受けやすいため、正常な皮膚に比べて、痒みを引き起こしやすくなります。



かゆみが起こる原因

かゆみが起こる原因は、さまざまです。

かゆみを大きく分類すると、虫刺されや洗剤やヘアカラーによるかぶれなど、外部からの刺激によって起こる痒みと、金属アレルギーやゴムアレルギーなど、その人の体質によって起こる痒みがあります。

痒みを起こしている物質が分かっている場合は、その物質に接触しないようにしましょう。

    虫刺され 蚊・ダニ・ノミ・ブヨ・毛虫など、虫刺されによって起こる痒みです。大きく腫れたり、強い赤みが出ることもあります。

    吸血された時にアレルギーの要因となる物質が体内に入り込んでしまうことがあり、それが強い痒みを引き起こすこともあります。
    化学物質・金属 台所洗剤やシャンプー、ヘアカラー、アクセサリーなどの刺激によって起こる痒みです。

    金属やゴムなど、体質によってかぶれる人とそうでない人がいます。また、病気などで抵抗力が落ちている時は、かぶれやすくなることがあります。
    食品・医薬品 卵や小麦粉、牛乳などのアレルギー反応によって起こる痒みや、お薬の服用による「薬疹」が引き起こす痒みです。

    どの食品や医薬品によって起こるかは、人によって違うため、アレルギー物質を特定して、接触しないようしなければなりません。
    植物 痒みを起こす植物で代表的なのは「ウルシ」ですね。
    中には、ウルシの木の下を通っただけで痒くなる人もいます。

    他にも、スパイスなどの香辛料や、キウイなどの果物に触れて痒みが出る人もいます。

    皮膚の痒みの原因

    皮膚のかゆみの原因について、皮膚科医が解説している動画がありました。
    皮膚科でどのような治療が行われるか?、についても分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

    ステロイド軟膏が痒みに効く理由

    ステロイド軟膏の3つの作用

    ステロイド軟膏には、大きく次の3つの作用があり、用法用量を守って正しく使用すれば、比較的短時間で痒みや炎症を鎮めることができます。

    免疫抑制作用 私たちの体には、外部から侵入してきた細菌やウィルス、ハウスダストや花粉などのアレルゲンを、体から追い出そうとするシステムが備わっています。

    これを免疫といいます。

    ステロイド軟膏は、この免疫を抑制することで、アレルギー物質に対する過剰な反応を抑え、患部の炎症や痒みを鎮めます。
    抗アレルギー作用 アレルギー症状を引き起こす化学伝達物質の働きを阻害する働きがあります。
    抗炎症作用 痛みや炎症のもとになるプロスタグランジンやロイコトリエンという物質の産生を抑制する抗炎症作用があります。

    さらに、かゆみ止め成分が配合された商品が多数

    市販のステロイド軟膏には、抗ヒスタミン成分やクロタミトンなどの痒み止め成分が配合されている商品が多くあります。

    そのため、虫刺されなどで強い痒みがある場合は、ステロイド成分と痒み止め成分の両方が配合された商品を選ぶと、痒みに対してより高い効果が実感できると思います。

    商品によって配合されている成分が異なるため、購入する際は薬剤師や登録販売者に相談して、自分の症状に合ったお薬を選んでもらいましょう。

    ステロイド軟膏を知ろう!

    カテゴリ別に見る

    症状別・製品別に見る