胃炎や胃潰瘍が起こる要因について簡単に解説しています。


胃炎・胃潰瘍

ストレスによる胃炎・胃潰瘍

吐き気の原因のページで、胃とストレスは密接な関係があると書きました。

胃は、自律神経によってコントロールされていて、ストレスによってその自律神経が乱れると、胃酸が過剰に分泌されます。

過剰に分泌された胃酸が胃の粘膜を傷つけ、炎症を起こして胸やけや胃の痛み、吐き気といった症状が出るんですね。

これが胃炎です。

さらに悪化して胃粘膜表面のただれがひどくなった状態が胃潰瘍・十二指腸潰瘍。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍を総称して消化性潰瘍といいます。

消化性潰瘍は、空腹時の胃の強い痛みや吐き気を引き起こし、ひどくなると胃壁に穴があいたり、潰瘍部分から出血して吐血(嘔吐物に血が混じる)することもあります。

ここまでくると、市販の胃腸薬で対応するのは難しいですね。
胃の痛みが強くなったり、市販薬を飲んでも症状が良くならない時は、なるべく早く医療機関を受診して下さい。

鎮痛剤による胃炎・胃潰瘍

アスピリンなどの市販の鎮痛剤を長く飲み続けると、その副作用で胃炎や胃潰瘍が起こることがあります。

アスピリンなどの市販の鎮痛剤は、非ステロイド性鎮痛剤に分類されるもので、医学用語でNSAIDs(エヌセイズ)といいます。

通常、胃は胃酸からの刺激から粘膜を守るための機能を備えていますが、NSAIDs(エヌセイズ)は、その胃が本来持っている機能を破たんさせてしまいます。

そのため、胃酸による攻撃で胃粘膜が傷ついてしまい、胃炎や胃潰瘍を引き起こしてしまうんですね。

このように、鎮痛剤によって起こる消化性潰瘍のことをNSAIDs潰瘍と呼んでいます。

病院では、鎮痛剤を処方する時に胃腸薬を一緒に処方されることが多いんですが、これは、このNSAIDs潰瘍を防ぐためです。

鎮痛剤が原因で起こる胃潰瘍もある

胃粘膜への刺激を防ぐためにも、鎮痛剤は必ず食後に服用しましょう。



吐き気の原因と対処法

カテゴリ別に見る

症状別・製品別に見る