市販されている咳止め薬について。


市販の咳止め薬

中枢性咳止め薬

一般的な風邪の時の咳を鎮めるお薬で、シロップ剤やカプセルなどがあります。シロップ剤は4時間おきに1日6回まで服用できるのが特徴。1日2回服用などの持続性のカプセル剤などもありますので、剤型は症状やライフスタイルに応じて選ぶと良いと思います。

咳を鎮める効果は高いのですが、眠気や便秘などの副作用を生じることもあります。短期間の服用にとどめるようにしましょう。


市販の咳止め薬(中枢性鎮咳去痰薬)



中枢性の鎮咳去痰薬は、文字通り脳の中枢に作用しますので、てんかんや甲状腺疾患などの持病のある方は服用に制限がある商品もあります。また、心臓に負担になることもあるため、心臓病の持病をお持ちの方も服用前に主治医に相談することをお勧めします。

咳のタイプ(症状)の見極め方についてはこちらをお読みください。






麻薬性鎮咳成分

代表的な製品

麻薬性鎮咳成分については、こちらのページで詳しく解説していますので、お読みください。

アネトンせき止めZ液(武田薬品)
  • さわやかなレモンティー風味の液剤です。
    卵アレルギーのある方は、服用できません。
          
六活W液エース(福地製薬)
  • 溶解性の去たん成分の働きで,粘っこい「たん」の粘度を下げ,排出を容易にし,気管支拡張作用の有る成分の働きで,呼吸を楽にし「せき」の症状をおさえます。
    卵アレルギーのある方は、服用できません。
          
新ブロン液エース(エスエス製薬)
  • せきやたんによく効く爽やかな服用感のメントール配合シロップ剤です。
    せきの中枢に作用してせきをしずめるジヒドロコデインリン酸塩と、気管支筋の緊張をやわらげ呼吸を楽にするグアイフェネシンの働きで、苦しいせきをしずめます。
          
ベンザブロックせき止め液(武田薬品)
  • せき中枢に作用する鎮咳去たん成分に加えて、痛み・ハレを抑えるトラネキサム酸を配合。のどの痛みを伴うせき・たんによく効きます。
    1回量をのみ切り包装としているため、忙しいときでも場所を選ばず服用できます。
          
パブロンSせき止めカプセル(大正製薬)
  • 中身が液状のソフトカプセルです。常備用、携帯用にも最適です。
    シロップタイプの咳止め薬と違って、気軽に持ち歩けます。甘ったるいシロップ剤は苦手という方にもお勧め。
          



シロップと錠剤の違い

咳止め薬にはシロップ剤と錠剤やカプセル剤がありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。シロップ剤の場合、4時間おきに1日6回まで服用できる製品がほとんどですが、錠剤やカプセルの場合は1日3回までの服用しかできません。

ですから、日中だけでなく夜間も咳が出ているような時は、服用回数の多いシロップ剤が適しているかもしれませんね。一方、錠剤やカプセルは携帯に便利ですし、1日2回服用の持続性の製品などもありますから、何度も飲むことが物理的に難しい人などには良いと思います。

もちろん症状に効果がなければ意味がないので、咳のタイプに応じて適した製品を選ぶことが大事ですが、お薬の効果以外にも、生活スタイルや飲みやすさなど、飲む人のニーズによってもいろいろな選択肢がありますね。



良くならない時は医療機関を受診

中枢性の咳止め薬は、咳を鎮める効果は比較的高いのですが、便秘などの副作用もありますし、喘息の人が服用すると症状が悪化することもあります。一般的な風邪の軽い咳に服用していただく分には大きな問題はないと思いますが、3日~5日くらい服用しても効果が得られなかったり、逆に咳込がひどくなるようなことがあれば、市販の咳止め薬の服用はやめて、病院を受診しましょう。

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