いぼ痔や切れ痔、あな痔など、痔のタイプについて解説しています。


痔のタイプを知る

いぼ痔

痔にはいくつかのタイプがあります。いぼ痔、切れ痔、痔ろうなど、耳にしたことがあると思います。

いぼ痔は正式に「痔核」と言い、図の歯状線より上部にできる「内痔核」と、歯状線より下部にできる「外痔核」の2種類に分類できます。

いぼ痔
  • 痔の中で最も多いのがこのタイプで、内痔核外痔核の2種類に分類できます。
    特に内痔核の患者さんが最も多く、これだけで全体の約60%を占め、痔の中ではポピュラーな症状です。
  • 軽度の症状であれば市販薬での対応も可能。
切れ痔
  • 肛門内に傷があって出血するタイプ。 便秘で症状が悪化しやすい。
  • 初期の症状であれば、市販薬での対応も可能。
痔ろう
  • 肛門周辺が化膿し、これが自然治癒することで化膿した部分の組織に穴が開いた状態になる痔のことを言います。
    いぼ痔や切れ痔よりも、発症する人はかなり少なくなります。
  • 市販薬での対応はできません。肛門科や外科を受診してください。


参考いぼ痔&切れ痔ダブル手術体験記@所沢肛門病院(当サイト管理人の痔の手術の体験記)

こちらも併せて読みたい
 ・川口肛門胃腸クリニックの院内を全て見せてもらった (2016年7月28日更新)
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 ・今どきの痔の手術は痛くない~麻酔の方が痛いかも~


いぼ痔の症状

内痔核の症状

内痔核は進行度により、4つに分類できます。

内痔核の進行度

第Ⅰ度:痔核が歯状線内側にあるだけの状態。
第Ⅱ度:排便時の痔核の脱出はあるが、自然に元に戻る状態。
第Ⅲ度:自然に元には戻らないが、指で押し込めば戻る状態。
第Ⅳ度:指で押しても元に戻らず、痔核が常に脱出した状態。(管理人がこの状態でした)

出血などが見られることもありますが、元々直腸肛門部の、内痔核ができる部分には神経が通っていませんので、あまり痛みはひどくありません。

外痔核の症状

外痔核右の図のように、歯状線下部にできる静脈瘤を、外痔核といいます。

神経の通っている部位での痔核のため腫れた時はかなりの痛みを感じます。また通常も指で押すと鈍い痛みを感じたりします。

内痔核と比較して痛みが強く出る傾向があるため、ドラッグストアなどに痔のお薬を買いにやって来る人達の多くが、この外痔核

痔の痛みがひどくて長時間椅子に座ることができない等、日常生活に支障が出ていて、それを何とかしたいという相談が多くなります。

一般的に、外痔核がある人は、内痔核も持っているケースが多いと言われています。

切れ痔の症状

便秘や生活習慣と大きく関係します

切れ痔の症状便秘などによって硬くなったウンチを無理やり排出する事によって肛門部が裂け、切れ痔となります。

肛門管には沢山の神経が通っているので、ここが裂けることで激しい痛みを感じます。排便後もズキズキ痛み、仕事や家事が手につかなくなることもあります。

なお、初期の切れ痔は便を柔らかくしたり、便意を催したら直ぐに排便するなどの対応で、比較的治りやすいと言えます。しかし慢性化してしまうと傷口が潰瘍状態となり、肛門部が狭くなって、ますます排便しにくい状況になります。この状態では痛みも継続してしまい、なかなか治りません。

というか、管理人がまさにこの状態であり、もはやこの状態になると潰瘍化して全く治らなくなるので、こうなったら切除しかありません。切れ痔手術が必須になりますから、諦めましょう・笑。

お酒を飲んだ次の日に大出血してしまったり、トウガラシなどの香辛料で症状が悪化することも、よく聞く話です。切れ痔の完治には、生活習慣や食生活の見直しが欠かせません。

痔ろう(あな痔)の症状

市販薬では対応できません

痔ろう(あな痔)の症状あな痔と言うより、痔ろうのほうが通じやすいかもしれません。あな痔は、歯状線が細菌などによって感染し化膿(これを肛門周囲潰瘍と言います)、膿が自然に無くなった後も膿んだ部位に小さな穴が開いた状態になり、この部位が頻繁に化膿を繰り返す状態のことを言います。

激しく痛むこともありますし、膿が出たり発熱を伴うこともあります。痔ろうの場合は市販薬で治療することはできません。肛門科や外科など、専門医による治療が必須となりますので、病院を受診しましょう。

管理人が手術を受けた際も、痔ろうの人が数名いらっしゃいました。診察を受けている人もいて、痛そうでしたね。さっさと診察を受けて、手術で取り除くのが結果として一番楽です。

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