もうすぐ15歳になる14歳は、小児用の薬を飲むべきですか?


もうすぐ15歳。14歳は大人用の薬を飲んではいけませんか?

投稿者 T・R さん(性別:女性)

【投稿日:2016年10月14日】

こんにちは、中学三年生14歳の人が15歳以上の人しか飲めない薬を飲むのは大丈夫ですか?
もうすぐ15歳になるけど、14歳の今じゃダメなのかなと悩んでしまいます。






管理人の回答

お問合せいただき、ありがとうございます。まず、どんな薬を飲むのかについて記載されておりませんでしたので、正確な回答が出来かねますため、一般的なお答えとして服用年齢について解説したいと思います。

  • あと1週間で15歳になるから大人用を飲んでもいいですか?
  • 13歳なんだけど、身長が170cmで体重も50㎏を超えているから、小児用じゃ効かないんじゃ??



こんなご相談は、ドラッグストアの店頭でもたまにあります。医療用のお薬の場合は、体重をもとにお薬の量を決めることもありますが、市販薬の場合は年齢によって服用量が決まっています。体が大きければ大人用の薬を飲んでもいい・・ということはないのです。



 脳や内臓の機能の発達の途中である

とくに乳幼児期は、脳や内臓の機能が未熟なため、お薬が強く効きすぎてしまったりすることもあります。また、小学生や中学生の学童期も、体が大きく成長し変化する時期であるため、ホルモンや自律神経のバランスが不安定だったりすることもありますね。

たとえば、お薬の中には解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンのように、子供も大人も服用可能なものもあります。その場合、子供と大人では成分の配合量が違います。子供も大人も服用できるアセトアミノフェンも、タイレノールのように商品によっては「15歳未満は服用しないでください」と記載されていることがありますが、これは成分の配合量によるものです。大人用の配合量になっているため、15歳未満は服用することができません。

大人用の市販薬の服用年齢について




一方、アスピリンイブプロフェンのように「15歳未満は服用しないこと」と制限されている薬もあります。それらの薬は、15歳未満の子供が服用することによって、重篤な副作用が生じるおそれがあることが分かっているケースや、子供への安全性が確立されていないために服用を制限しているケースがあります。


 15歳未満は小児用を使用しましょう

お薬では15歳未満を小児用としていますが、病院で診察を受ける時も、15歳未満は小児科での対応になります。もし明日15歳の誕生日だったとしても、その時点ではまだ14歳であるため、市販のお薬は小児用のお薬を使ってください・・というのが、正しい対応ということになります。

それが決まりだから・・というのもありますが、実際のところ、これまで服用したことのない薬を飲む場合は、ある程度のリスクを伴います。未体験なわけですから、もしかしたら、その薬に対してアレルギー反応を示すかもしれませんし。そういう意味でも、15歳になったからといって、大人用の薬をいきなり飲むというのもちょっと怖いことなのです。





薬の効果や用法用量については専門家に相談する

服用している薬が効かないなど、薬に関する疑問は専門家に直接相談するのが一番です。なぜなら、症状や体質は人それぞれで、市販薬の種類や数も非常に膨大だから。もし、辛い症状に悩まされているようなら余計に、なるべく早めに相談することをお勧めします。

また、病院で処方されるお薬と、市販されているお薬では、同じ成分でも効能効果や用法用量が異なることがあります。市販薬では対応できる範囲が限られることもありますので、困ったことや分からないことはその都度薬剤師や登録販売者に直接相談してみてください。


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