市販の風邪薬と、病院から処方された降圧薬の併用について。


市販の風邪薬と降圧薬を同時に飲んでもいいの?

投稿者 ひまわり たかや さん(性別:女性)

【投稿日:2016年10月9日】

こんにちは、親が高血圧の薬を飲んでますが、高血圧に影響を与えない風邪薬を買ってきましたが、一緒に服用しても大丈夫でしょうか?それともやっぱり時間をずらしての方がいいですか?
よろしくお願いします。





管理人の回答

お問合せいただき、ありがとうございます。このような相談はドラッグストアの店頭でも非常に多いのですが、医師の治療を受けている方の場合、医師や薬剤師に確認するのが最善です。「高血圧に影響を与えない風邪薬」とのことですが、それがどの商品なのかや、親御様の年齢・血圧の数値や病態、服用している薬品の名称など、何も情報がないため、こちらでも適切なお答えができかねてしまいます。



 疑問を解消してから購入する

病院の薬と市販薬を一緒に飲んでもいいのか?という疑問については、購入する時に確認しておくことをお勧めいたします。「高血圧に影響を与えない風邪薬」を購入したとのことですので、おそらく店頭で降圧薬を飲んでいることをお話しした上で購入したと思うのですが、その時に薬剤師さんから服用のタイミングについても確認しておくと安心です。

降圧薬と市販の風邪薬を一緒に飲んでもいいの?



 市販の風邪薬で血圧が上がることがある

市販薬の添付文書を見ると、高血圧や糖尿病、心臓病、緑内障などの持病のある人は、服用するまえに医師や薬剤師・登録販売者に相談することとなっている製品がほとんどです。それは、市販の風邪薬の中に配合されている成分には、血圧を上げてしまうものがあるからです。

医療用の薬は、単味剤といって一つの錠剤に一つの成分が配合されているのが基本ですが、市販の風邪薬には、解熱鎮痛成分抗ヒスタミン成分鎮咳去痰成分・抗コリン成分というように、複数の成分が配合されており、そのほとんどが交感神経を優位にします(血圧を上げる)。ですから、持病に影響を与えない製品を探すのは、市販薬では一苦労(まったくないわけではありませんが)。

人によっては、風邪薬との併用で頭痛がしたり、具合が悪くなることもあるため、風邪をひいた時にもできるだけ主治医に相談してお薬を処方してもらった方が良いのです。


市販の風薬の添付文書の例

風邪薬の添付文書の一例


  ↑↑(5)の次の診断を受けた人。の欄に病名が並んでいます。

添付文書の記載事項は、市販薬を服用する時に必要な情報ですので、必ず目を通すようにしましょう。




対応も答えも、ケースバイケース


降圧薬を服用している方で、普段から市販薬を度々服用することがあり、市販薬を飲んだ時に持病が悪化したことがないなど、これまでの経緯を伺って、大丈夫と判断できる時には風邪薬を販売することはあると思います。この際、降圧薬と風邪薬の服用は一定の時間を空けるようアドバイスすることも。

しかし、これは本当にケースバイケースであるため、たとえば1時間空ければ大丈夫・・などと決まったルールがあるわけではないのです。

高血圧の薬と風邪薬の併用


ストレスや疲労、気温の変化、塩分の過剰摂取など、血圧は日常生活のさまざまな要因でも上下します。降圧薬は継続して何年も服用している人が多いため、市販薬との併用も慣れている人もいるかもしれませんが、風邪をひいている時は、それ自体が身体に大きな負担となることもあります。風邪を治すのは風邪薬ではなく体の抵抗力ですから、できるだけ休養をとるようにしてくださいね。



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