ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)の特徴と、市販されている商品をご紹介。


ジクロフェナクナトリウム

非ステロイド性消炎鎮痛剤の一種で、「ボルタレン」の商品名で医療用鎮痛剤としてメジャーな成分です。月経痛や抜歯後の痛み、術後の痛みなどの強い痛みに効果があります。痛み止めの飲み薬としては、1974年に錠剤が発売され、その後は外用薬(湿布薬や塗り薬など)が発売されています。


ボルタレン(痛み止め)


痛み止めの飲み薬は現在も医療用医薬品ですので、病院へ行かないと処方してもらえませんが、外用薬(湿布・塗り薬)については、現在は市販薬(第二類医薬品)としてドラッグストア等で販売されています。ボルタレンという名称ではなく、違う名称で販売されている商品もありますので、箱の裏の成分表をよく見てから購入するようにしましょう。





痛み止めは、痛みを一時的に緩和するもので、根本を解消するものではないため、痛みが慢性的に続いている場合は、鎮痛薬を飲むのを止めて医療機関を受診することをお勧めします。また、連用したり空腹時に服用したりすると、胃粘膜障害などの副作用を起こすこともあります。服用する時は、かならず食後に多めのお水で飲むようにしてくださいね。

ジクロフェナクナトリウムの湿布薬

現在、ドラッグストアで販売されているジクロフェナクナトリウム配合の湿布薬は6種類です(2017年現在)が、今後は発売するメーカーが増える可能性もあります。両方とも、経皮消炎鎮痛剤と呼ばれるプラスター剤で、貼った患部から消炎鎮痛成分が吸収されます。

そのため、1回に使用するテープの枚数や使用する人の年齢に制限があります。また、用法用量にもルールがあり、使用は1日1回のみとされています。慢性的に続く痛みや、比較的強い痛みに効果がありますが、鎮痛成分が配合されていますので、長期連用はお勧めできません。2週間以上連続して使用しないようにしましょう。

ボルタレンの市販薬の場合、テープ(湿布薬)と飲み薬の鎮痛薬の併用はできませんので、どちらか一方を使用するようにしてください。また、他の鎮痛成分を配合した湿布薬との併用もできませんので、使用上の注意をよく読んでご使用くださいね。

病院ではよく、ボルタレンの湿布と一緒に鎮痛薬が処方されることがありますが、これは医療用医薬品の場合であって、市販薬ではまた違うルールがあるのです。

喘息などの持病がある方、胃潰瘍の既往歴がある方などは、購入する際に薬剤師・登録販売者にご相談ください。

ボルタレンEXテープ(ノバルティスファーマ)
ジクロテクトPROテープ(大正製薬)
◆メッシュ生地で、通気性のあるシート。
フェイタスZジクサス(久光製薬)
パスタイムZX-L(祐徳薬品工業)
サロメチールジクロテープ(佐藤製薬)
ラクペタンDXテープL(ラクール薬品販売)

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