乳児(赤ちゃん)の痔は固いウンチやおむつかぶれが原因に
乳児(赤ちゃん)の痔の原因の多くは、コロコロとした固いウンチによって肛門付近が傷ついてしまうことにあります。
逆に、下痢が続くことで便の刺激によって肛門付近が炎症を起こしたり、化膿してしまうこともあります。
コロコロとした固いウンチが肛門内を傷つけて、そこから出血することがありますが、排便の度にシャワーでお尻を洗ってあげたり、軟膏などで適切な処置をすることで、通常はすぐに治ります。
しかし、おむつかぶれも併発した場合などは治りにくく、悪化することもありますので、症状が改善しない時は早めに小児科を受診してください。
一般的な痔の市販薬には「小児用」がありません。
15歳未満は使用できないものがほとんどですが、下記の商品は保護者の監督の下にお子さんに使用することも可能です。
ドラッグストアで、まずは薬剤師や登録販売者に相談してみてくださいね。
間宮アロエ軟膏(小林製薬)
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幼児(2歳~未就学児)の痔の原因
幼児(2歳~5歳くらいまで)も、やはり固いウンチが原因に切れ痔の症状が出ることもあります。
また、自分でトイレが出来るようになってくると、排便の後の拭き取りが上手く出来なくて、不衛生な状態から肛門周辺が炎症を起こすこともあります。
ウンチがちゃんと拭き取れているか?や、炎症がないかどうか、お風呂の時などにこまめにチェックしてあげてくださいね。
⇒参考:いぼ痔&切れ痔ダブル手術体験記@所沢肛門病院(当サイト管理人の痔の手術の体験記)

・川口肛門胃腸クリニックの院内を全て見せてもらった (2016年7月28日更新)
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・今どきの痔の手術は痛くない~麻酔の方が痛いかも~