プランタゴオバタなど植物性の繊維を多く含む便秘薬。お腹が痛くなりにくく、クセになりにくいのが特徴です。


繊維が膨らんで便を押し出す便秘薬は、お腹が痛くなりにくい

便秘薬にもいくつかのタイプがあるのですが、お腹が痛くなりにくい便秘薬は、主に植物性の繊維を多く含んでいるお薬が主流です。

もちろん、それだけでは下剤としての効果は弱いので、センノシドなどの生薬成分なども一緒に配合されている製品が多いのですが、繊維成分が腸内の水分を吸収して膨らみ、溜まった便を押し出すように排便を促すため、他の便秘薬と比べるとお腹が痛くなりにくく、また、クセになりにくいという特徴もあります。

センノシドについては、漢方の便秘薬のページを参考になさって下さい。

お腹が痛くなりにくい便秘薬のイメージ



便秘薬を初めて試すという人や、「他の便秘薬を飲んだらお腹が痛くなって大変な思いをした!」という人は、便秘薬を飲むのが不安になってしまうこともあると思いますが、繊維性の便秘薬は作用が穏やかですから、一度試してみると良いと思います。


お水を多めに飲むのがポイント

配合されている繊維の正体は、プランタゴ・オバタという植物の種子の皮で、水分を吸収して膨らむのが特徴です。コップ1杯半くらいの多めのお水で、お薬を飲んでください。お水の量が少ないと、期待した効果が出ないことがあります


1日に数回飲むことができる

一般的な便秘薬は、1日1回夜寝る前に飲むよう指示されているものが多いんですが、繊維性の便秘薬は、1日2~3回服用できるようになっています。効果の度合いに応じて、服用の回数を調節したり、ライフスタイルに合わせて飲むタイミングを決められるというメリットがあります。


ウンチが固い人や、頑固や便秘の人には不向き

慢性的な頑固な便秘の人や、便がいつもカチカチに固い人には、あまり適していません。便が固くて出し辛い人は、便の水分を増やして軟らかくしてくれる便秘薬の方が適していることがあります。

便が固い人は、日頃から水分摂取量が少ない傾向があるので、意識して水分を多めに摂るようにすると良いですね。また、野菜やキノコなど繊維を多く含む食べ物も摂るようにしましょう。

繊維性の便秘薬のイメージ



お腹が痛くなりにくい便秘薬の特徴と主な製品

繊維性の便秘薬は錠剤タイプはなく、散剤(粉薬)になっていて、チョコレート風味やマンゴー風味など、飲みやすいよう味が工夫されています。

製品によって、アロエやセンナなどの生薬、ビタミンB群など、配合されている成分に違いがありますが、効き目に大きな違いはありません。しかし、「新ウィズワン」は、店頭では比較的人気があります。

ちょっと専門的なことを書くと、サトラックスでは種子を丸ごと使っていますが、新ウィズワンやスルーラックデトファイバーでは、プランタゴ・オバタの種皮だけ(種子まわりの皮の部分だけ)を使っています

種皮を使用している方が繊維が多く、水分を多く吸収できるため、効果を実感しやすいのかもしれません。スルーラックデトファイバーは比較的新しい製品ですので、まだ馴染みが薄く、昔からあるウィズワンの人気が高くなっているのかもしれませんね。

?新ウィズワン(ゼリア新薬)
  • 1日3回まで服用できる。食後に服用。
  • 3歳から飲むことができます。

?スルーラックデトファイバーM(エスエス製薬)
  • 1日1~2回服用。15歳未満は服用できません。
  • 飲みやすいマンゴー風味。 ドクダミを配合しており、肌荒れの改善にも。

サトラックス(佐藤製薬)
  • 15歳未満は服用できません。
  • プランタゴ・オバタとセンナを配合。

?サトラックスビオファイブ(佐藤製薬)
  • 15歳未満は服用できません。
  • プランタゴ・オバタと、ラクトミン(乳酸菌)と納豆菌を配合。 腸内環境も整える便秘薬。ココア味。

?コーラックファイバー(大正製薬)
  • 15歳未満は服用できません。
  • プランタゴ・オバタの種皮、センナ、ケツメイシを配合。

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