エテンザミド配合の頭痛薬の種類と特徴について解説しています。


エテンザミドとは?

エテンザミドとは、アスピリンと同じサリチル酸系の解熱鎮痛成分で、アスピリン同様にプロスタグランジン(痛みを知らせてくれる物質)の産生を抑制します。アスピリンに比べ胃腸障害の副作用が少ないのが特徴です。

また、アセトアミノフェンに、このエテンザミドと、カフェインを加えたACE(エーシーイー)処方によって製造される事も多いです。(A:アセトアミノフェン、C:カフェイン、E:エテンザミドの略です)

解熱鎮痛成分のエテンザミドとは


市販の解熱鎮痛薬の場合、8歳から服用できる製品もありますが、一緒に配合される成分によっては15歳未満は服用できない製品もありますので、購入する際は年齢制限を確認しましょう。鎮痛成分がエテンザミドだけという製品は市販されておらず、アセトアミノフェンやイソプロピルアンチピリンなどの他の鎮痛成分と一緒に配合されています。

病院でもあまり使用されていません。アスピリンと同じ系統のお薬ですから、アスピリンで喘息を起こしたことがある人は使用しないようにしましょう。インフルエンザや水痘などのウィルスに感染しているおそれのある小児の発熱などにも使用しないでください。



エテンザミド処方の市販薬一覧

痛み止めで使用される有効成分のうち、エテンザミドを使用した痛み止め・解熱剤の一覧です。

ただし、エテンザミドをメインの成分とした痛み止めや解熱剤は無く、ノーシンに代表されるように、ACE処方の中の一成分として利用されます。

商品名及び発売元 1回の飲用で摂取する成分と量
ノーシン(アクラス)【ACE処方】

ノーシン(アラクス)
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド120mg
無水カフェイン70mg
ノーシン「細粒」(アクラス)【ACE処方】

ノーシン細粒
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド120mg
無水カフェイン70mg
ノーシン錠(アクラス)【ACE処方】

ノーシン錠
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド160mg
無水カフェイン70mg
ノーシンホワイト細粒(アクラス)【ACE処方】

ノーシンホワイト細粒
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド380mg
無水カフェイン70mg
ノーシンホワイト錠(アクラス)【ACE処方】

ノーシンホワイト錠
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド380mg
無水カフェイン60mg
ハッキリエースa(小林製薬)【ACE処方】

ハッキリエースa
アセトアミノフェン230mg
エテンザミド230mg
カフェイン75mg
シャクヤクエキス50mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム150mg
リングルAP(佐藤製薬)

リングルAP
イソプロピルアンチピリン150mg
エテンザミド250mg
合成ヒドロタルサイト360mg
カフェイン50mg
新セデス錠(塩野義製薬)

新セデス錠
エテンザミド200mg
アセトアミノフェン80mg
アリルイソプロピルアセチル尿素30mg
無水カフェイン40mg
ナロンエース(大正製薬)

ナロンエース
イブプロフェン144mg
エテンザミド84mg
ブロモバレリル尿素200mg
無水カフェイン50mg
ナロンエースR(大正製薬)

ナロンエースR
イブプロフェン144mg
エテンザミド84mg
ブロモバレリル尿素200mg
無水カフェイン50mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル66.7mg
ナロン顆粒(大正製薬)

ナロン顆粒
アセトアミノフェン265mg
エテンザミド300mg
ブロモバレリル尿素200mg
無水カフェイン50mg

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