アセトアミノフェンを使用した市販の頭痛薬の一覧と、ACE処方について解説しています。


アセトアミノフェン、ACE処方とは?

脳の視床下部に作用して解熱作用を、視床および大脳皮質に作用して鎮痛作用を示します。(ちょっと難しいかな?)

アセトアミノフェンも、アスピリンと同様にプロスタグランジン(痛みを知らせてくれる物質)の産生を抑制しますが、その効果は弱く、しかも脳にだけ作用して体の各部位(器官)に作用しないため、胃障害の副作用がありません。

そのため、アセトアミノフェンのみを配合した鎮痛薬のタイレノールは、空腹時でも服用することができます。もし胃の不快感が気になるようなら、少し多めのお水で服用していただくと良いと思います。

アセトアミノフェンのイメージ


また、アスピリンのようにライ症候群の副作用も無いといわれているため、小児用の解熱鎮痛薬に用いられています。病院では妊娠・授乳中の人に処方されることもある比較的安全な鎮痛薬ですが、その一方でアルコールとの相互作用で、重い肝障害が出ることもわかっています。

また、アセトアミノフェンはそれ単体では効き目が弱いため、異なる成分、エテンザミドとカフェインを加ることで効果が高まるように設計されるケースも多いです。これを「ACE(エーシーイー)処方」と言います。(A:アセトアミノフェン、C:カフェイン、E:エテンザミドの略です)

なお、アセトアミノフェンはACE処方のみで市販薬になるケースもあれば、アスピリンと一緒に混ぜたり、他の痛み止め・解熱成分のエテンザミドなどと一緒にしたり、様々な処方の仕方が有ります。



服用できる年齢を確認しましょう。

アセトアミノフェンは小児から使用できる解熱鎮痛成分ですが、イブプロフェンやエテンザミドなど他の鎮痛成分と一緒に配合される場合は、小児が服用できないこともあります。製品によって違いますので、お子さんに服用させる時は、その前に必ず「用法用量」をご確認ください。



アセトアミノフェンが主成分の市販薬一覧

痛み止め・解熱剤で使用される有効成分のうち、アセトアミノフェンを使用した痛み止めの一覧です。

商品名及び発売元 1回の飲用で摂取する成分と量
ノーシン(アクラス)【ACE処方】
ノーシン散剤のイメージ
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド120mg
?無水カフェイン70mg
ノーシン「細粒」(アクラス)【ACE処方】
ノーシン細粒のイメージ
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド120mg
無水カフェイン70mg
ノーシン錠(アクラス)【ACE処方】

ノーシン錠のイメージ
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド160mg
無水カフェイン70mg
ノーシンホワイト<細粒>(アクラス)【ACE処方】

ノーシンホワイト細粒のイメージ
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド380mg
無水カフェイン70mg
ノーシンホワイト錠(アクラス)【ACE処方】

ノーシンホワイト錠のイメージ
アセトアミノフェン300mg
エテンザミド380mg
無水カフェイン60mg
ハッキリエースa(小林製薬)【ACE処方】

ハッキリエースaのイメージ
アセトアミノフェン230mg
エテンザミド230mg
カフェイン75mg
シャクヤクエキス50mg
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム150mg
バファリンルナi(ライオン)

バファリンルナiのイメージ
イブプロフェン130mg
アセトアミノフェン130mg
無水カフェイン80mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg
バファリンプレミアム(ライオン)

バファリンプレミアムのイメージ
イブプロフェン130mg
アセトアミノフェン130mg
無水カフェイン80mg
アリルイソプロピルアセチル尿素60mg
乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg
タイレノール(ジョンソン&ジョンソン)

タイレノールのイメージ
アセトアミノフェン300mg

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